金も稼げて女にモテる|至高の職業スカウトマンを4年間やってた話【体験談】

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僕は大学の頃に夜職のスカウトマンをやっていました。

スカウトマンと聞けば、

  • ガッツリ稼げて・・・
  • めちゃめちゃモテて・・・
  • 死ぬほどセックスできr(文字数)

という、グレーゾーンだけど夢と希望に溢れた男のオアシス的な職業をイメージする方も多いのではないでしょうか。

この記事は、元スカウトマンの僕がスカウトマンの真実を体験談ベースで事細かく綴っていくだけの自己満な記事となります。

路上スカウト及び無許可での職業紹介行為は違法です。『それでもスカウトマンをやってみたいよ・・・ぴえん』という狂った方は、求人サイトではなくスカウト会社の紹介サービスを利用した方がいいです。ネットスカウトOKの合法スカウト会社を無料で紹介してもらえます。

目次

スカウトマンとは?(一応知らない人のために)

知らない人いないと思いますが(一応)、スカウトマンってのは『女性に声をかけてキャバや風俗などの夜職を紹介する人』のことです。

そうです。街中や駅前でひたすら声をかけ続けながらたむろってるガラの悪いあの人達のことです。

路上じゃなくてTwitterなどのSNSで活動するスカウトマンを”ネットスカウト”って呼んだりもするけどスカウトマンってことに変わりはありません。

たまにスカウトマンやってたっていうと、『え、じゃあ芸能人とか会ったことあるの?』みたいなメルヘンな返しをしてくる頭弱い方もいますが、この世の9割のスカウトマンは水商売・風俗・AVのスカウトマンです。宜しくお願いします。

漫画:『新宿スワン』より引用

スカウトマンの仕事内容

スカウトマンの仕事内容は、ざっくりとこんな感じ↓

  1. 女の子に声かける
  2. 連絡先アポる
  3. 仕事を紹介する

で、これらの流れの中に色々とやるべきことがあります。

女の子への営業連絡をしたり、カフェで面談(クロージング)したり、面接する店舗や出稼ぎ案件の選定をしたり、面接の同行をしたりしたり・・・

こんな感じで、ただアポってお店を紹介するだけとはいえ紹介するまでにさまざまな過程があるんです。

当時はガラケーを使ってる人のがまだ多い時代でLINEなんて流行ってなかったので、SMSで大学の授業中にコツコツ営業連絡してました

また、キャバクラの場合は面接同行が夕方なのでいいですが、風俗は午前中もバリバリ面接予定が入るので、大学生だった僕はただでさえ少ない単位を捨てて面接同行する仕事熱心な奴でした(←たぶん違う)

ちなみに、今は飛ばし(※)で面接を組むことも多いので、大学生やサラリーマンの副業でも始めやすいんじゃないでしょうか。

※飛ばし=女の子だけで面接や体入に行かせること。

スカウトマンの給料システム

完全歩合制です。なのでもれなく出勤も完全に自由です。

時給制の会社もあるって聞いたことあるけど、少なくとも僕の周りのスカウトマンはいなかったです。

入社後の数ヶ月間だけ時給制&週5シフト(強制)みたいな、稼げるようになるまでの一定期間だけ時給あげるよシステムの会社はありました。

気になる報酬はというと・・・

  • キャバクラ
    …1人紹介で8〜15万
  • 風俗
    …女性が稼いだ金額の15%

って感じ。↑から自分の役職に対する割合を会社に抜かれた金額が手取りになります。

キャバクラの8〜15万っていう金額は、紹介した女の子のランクによって異なります。ようするに可愛い子を紹介すればお金もいっぱい貰えるってことです。ゲスいですね。

僕は田舎のスカウトマンだったので上記の紹介料が平均でしたが、歌舞伎町の高級店あたりに入店を決められれば、キャバクラの紹介料でも一撃50万円とか全然あります。

キャバ嬢を1人紹介するだけで一般サラリーマンの月収以上だぜ。夢あるよね

また、キャバクラの紹介料は1度きりの買取ですが、風俗の紹介料はその女性がお店を辞めない限り永久的に紹介料がスカウトマンの懐に入り続けます。

月に100万稼ぐ風俗嬢を10人抱えてれば寝てても月収100万円です。すごいね

ちなみに

そのほかにもAVや交際クラブだったり、仕事だけでなく美容整形や不動産まで紹介したりもするんですがその辺りは割愛。

基本的にはキャバクラ系か風俗系の仕事を紹介するのがメインなので。

スカウトマンを始めた経緯

そんなのノーマルに金が欲しかったからに決まってるじゃないですか。

僕は高校生の頃から金が欲しくて欲しくて仕方ないくらい金が好きでした。

ってのも、当時SOUL JAPANっていう悪羅悪羅系(死語w)の雑誌があったんですが皆さん知ってますか?

説明しよう、悪羅悪羅系とはDOLCE&GABBANAとかGUCCIなどのハイブランドをピチッと着こなそうぜ!的なファッションなのである。

で、高校生の僕は悪羅悪羅系に憧れを抱きつつも、ハイブランドは高くて買えなかったので、

大学生になったらとにかく稼げるバイトをしたい・・・そうだナイトワークしか勝たん!!

っという経緯で卒業後はナイトワーク一択や!!って状態になります。

でも、昼間は大学あるからホストやボーイは無理、うーん、どうしよう・・・ってときにスカウトの求人を見つけて消去法でスカウトマンになりました。

現在は路上スカウトマンは違法なので注意

この記事を見てる人は少なからずスカウトマンに興味があるかもですが、残念なことに路上スカウトマンは違法です。

僕がやってたときはアレです、たしか迷惑防止条例が東京だけだったとかそんなかんじ。

詳しく覚えてないけど、これ以上は突っ込まないでください。さすがに時効ですけどなんか文句ありますか?

これからスカウトマンになりたいって人は気をつけてねって話でした。

実際どれくらいスカウトで稼げてたのか

MAXで50万円くらいです。

『え・・・? 全然夢ねぇじゃん・・・』

っと思われたそこのアナタ。

すみません、少し言い訳させてください

月50万円くらいなら稼げた

稼げたよ。。。けど、スカウトマンとしては圧倒的に少ない金額です。

僕のダサい言い訳を聞いてください↓

僕の”醜くダサい言い訳”リスト
  • まだ風俗の壁が高かった
  • 出稼ぎが主流じゃなかった
  • ネットが主流じゃなかった

風俗の壁が高かった

まず1つ目の言い訳としては、まだまだ風俗の壁が高かったこと。

女の子からしても”風俗=拒絶反応”ってのが基本で、僕みたいな無能スカウトが風俗へ入店を決めるには、お店を変えたい風俗嬢を移籍させるくらいしか手段はありませんでした。

あの手この手で風俗に口説き落とそうとしてはブチ切れられてました。ごめんなさい。

未経験の子に自分から『風俗やりたい』なんて言われたことはないです。

これは”昔のスカウト界隈”と”今のスカウト界隈”の雰囲気を知らない方からすれば『今だって風俗やらない?って言われたら嫌だわwww』って思うかもだけど、マジで本当なんです。

今は昔に比べて風俗という仕事に対する壁が低いというか、サクッとバイト感覚で踏み込む子が多いです(断言)

僕は今でも少しだけスカウトさんの女の子募集のお手伝いをしてるので、なんとなくですが現状のスカウト界隈の雰囲気にも付いていけてます。

出稼ぎが主流じゃなかった

僕がスカウトだったときは、出稼ぎ=在籍でした。

出稼ぎとは?

地方→都内や都内→地方の風俗店へ5〜10日ほど泊まり込みで働きに行くこと。在籍に比べて給与保証があるので稼ぎが安定することから風俗嬢に人気な働き方なのである。

今は風俗=出稼ぎってくらい出稼ぎ風俗嬢が多いです。

でも、少し前まではマジで出稼ぎ組んでる風俗嬢なんて聞いたことなかったんです。

実際、僕が在籍してた会社でも出稼ぎ案件は1つもなかったし、周りのスカウトマンからも『出稼ぎ組んだ』なんて聞いたことなかったです。

まぁ…、僕が田舎エリアのスカウトだったからかもしれないけど・・・

ネットが主流じゃなかった

今って、ネットスカウトがメインに近いんですよ。

もちろん路上でクソ稼いでるスカウトマンも沢山いますが、スマホの普及で女の子がTwitterやインスタを当たり前に使うようになった現在は、スカウト歴が長い人でも路上→ネットに移行しつつあります。

路上での逮捕リスクを考えてもネット方が低リスクって理由もあります。

でも、少し前はそんなことなかったんです。なぜならスマホが普及してなかったから。

なんたって当時のネットスカウトと言えば、mixiとか前略プロフィールで垢BANされてるレベルだったからねwww

時間と場所に限界がある路上に比べて、ネットでスカウトできるんだからどう考えても効率良いですよね。

20代で月収100万円オーバーのスカウトなんてゴロゴロいる

ってなわけで、僕が稼げなかった言い訳をダラダラと語ってきたわけですが、正直なところ僕が稼げなかったのは自分のせいです。

じゃあ何が言いたいのかというと、僕が無能なばかりにスカウトという仕事の夢と希望をぶち壊してしまったけど、普通の人なら稼げる可能性は高いから安心してねってことです。

自分でいうのもアレですが、僕は無能スカウトとしては誰にも負けない自信があったので・・・

  • 女の子のメンタルケアできない
  • 仕事以外の連絡は嫌そうに取る
  • 店舗情報は全く覚えられない

そんなゴミみてぇなスカウトでした。毎月の入店数より辞めちゃう風俗嬢の人数のが多かったし。笑

でも、そんなゴミクズな僕でも大学生にして月50万近く稼げるんだからスカウトってすげえなと今でも思います。

実際のところ、当時の会社で1番稼いでいるスカウトマンは20代にして月収150〜200万くらいでした。

で、時代も変わりネットスカウト戦国時代の現在。

今は月収1000万近いスカウトもいるレベルです。

月収100万円のスカウトなんてゴロゴロいます。

ってか、月100万も稼げないならリスク背負ってスカウトやってる意味がないってくらいのレベルです。

すみません、ちょっと盛りました

それくらい今はスカウトマンとしての環境に適しているってことです。

まあ、それでも僕は今からスカウトやれって言われたら50万円以上は稼げる自信ないんですけどね\(^o^)/

スカウトマンはモテるのか問題について

おそらく皆さん気になってるであろうこの話題。

本記事において最大のメインディッシュでございます。

で、結論から言えば人によります。

モテる人はモテるし、モテない人はモテません。

つまんないこといってすんません・・・

一般職の皆様と比べて女性との出会いが増えるだけであって、だからといって『モテる』ってことはないです。

スカウトを通して知り合った女性とどのような関係を築き上げるかは自分次第なのである。』#夜上がりのひとを

ちなみに僕は、キリッとした目に高い鼻・小栗旬を1000回ブン殴って身長を20センチほど低くし、フットボールアワーの岩尾を足して0で割ったような感じの見た目ですがモテませんでした(なぜなのか)

出会いはクソほど増える

増えます。マジで増えます。

そりゃあもう、毎日100人の女性に声をかけて毎日スマホの連絡先が10人ずつ増えてくような世界線ですから。

そこらの出会い系よりか出会いは増えますよ

ただし、一般職よりは絶対にモテる(絶対)

僕がスカウトだったとき、知り合いのスカウトマンはこんな感じの人がいっぱいいました。

  • セックスしてから仕事を紹介する人
  • 色恋×無限で風俗の紹介料を稼ぐ人
  • スカウトした子とそのまま漫喫に消える人

※ガチです

まだまだいるよ

  • スカウトした子と付き合って結婚した友人
  • ナンパ好きサラリーマンからスカウト会社の幹部になった先輩
  • そもそもスカウトじゃなくて謎にナンパしてる人

※ガチです

僕がスカウトしてたエリアではナワバリ意識が高く、たとえ一般人のナンパだとしても『テメェ邪魔だから消えろや』ってスカウトに怒られるエリアでした。

で、怒られないようにナンパ目的でスカウトになって気付いたら月収100万円を超えちゃった☆ なんて人もガチでいました。

結論、女性との出会いが多いスカウトは容姿関係なくモテるな とは思います。(僕はモテなかったけど)

何事も自分次第。チャンスを無駄にしない人は金も稼げるし女も掴めるってことですね。

で、その『チャンス』の数が桁違いに多いのがスカウトマンというお仕事です。

怖い人とかヤ●ザとの繋がりについて

スカウトマンって裏のこわ〜い人達との絡みをイメージする方も多いと思います。

いきなりヤ●ザ屋さんに攫われてボコボコにされる・・・とかね。

基本的に”直接的な繋がり”はない

でも、ぶっちゃけそんなに関わることはなかったです。

もちろん繋がりはあるんですが、直接的に関わることはそんなにないって感じですかね

ただし、スカウト会社はしっかりと裏社会の方々とも繋がってます。

たぶん、ガチで一切の関わりがないスカウト会社ってのはないんじゃないでしょうか

そもそも会社として裏の方々と繋がりがなければ路上に立ってるだけで誘拐案件ですからね。

直接的な繋がりはなくても、会社の忘年会とかで貫禄のある方が出席されたりすることはありました。優しかったです。

4年間で実際にあった修羅場シリーズ

そりゃグレーな職業ですから。

4年くらいしかやってませんでしたが、それでも修羅場みたいなことはいくつかありました。

  • 埋められそうになった
  • 攫われそうになった
  • お巡りさんのお世話になった
  • 一般人とよく揉めた

あまり詳しく書けないのもあるだけど、軽〜く上から紹介していくよ

埋められそうになった

なりました。

詳しくは特定案件なので言えませんが、埋められかけました。

最終的に当時の社長が助けてくれました

攫われそうになった

なりました。

彼氏待ちの女の子に声をかけたんですが、まさかの彼氏さんがそっちの筋の方だった系です。

これは全力疾走で解決しました

ちなみに、スカウト会社に入るときに『リスク対策マニュアル』というものを読まされます。

リスク対策マニュアルとは?

これには”文面にスカウトと分かる証拠を残さない”や”店舗情報を持ち歩かない”など、悪い人やお巡りさんに目を付けられたときにどう対処するべきかを記された秘伝の書物なのですが、最終手段が全力で走って逃げるだったのは今でも信じられませんが本当の話です。

そうです。僕は会社のリスク対策マニュアルに従ったまでです。

お巡りさんのお世話になった

お世話になりました。

これも詳しくは書けませんが、1つだけ言うとしたら自分がスカウトであることを紐づける発言をした瞬間に終わります。

特に今は囮捜査が多いので、これからスカウトをやりたいという勇敢な戦士は徹底したリスク対策が必須です。

アナタがやってるのはナンパです。スカウトではありません。ナンパした子とLINEしてたら奇跡的に夜職を探してるって話になったんです(棒読み)

本記事はスカウト行為を推薦しているわけではありません。あくまで僕の架空の体験談として知的好奇心を満たす目的でお読み下さいませ。(棒読み)

(おまけ)一般人とよくモメた

揉めたというより、一方的にブチ切れられます。

  • 人混みで女の子に声をかけたとき
  • 話してる途中に彼氏が来たとき

↑こんなときに謎にブチ切れられます(謎ではない)

スカウトマンの『辛い!!』と思う瞬間シリーズ

最後に、スカウトマンをやっていた中で『辛れぇよぉ・・・』と思ったことを記しておきます。

いいことばかりじゃない。それもまたスカウトマンなのである

バックレをくらったとき

朝8時に待ち合わせ(自宅から2時間のエリア)して、女の子にバックレ食らったときはブチ転がしてやりたい気持ちでいっぱいになりました。

夜の女の子(夜職に興味を持つ女の子)は、なぜか頻繁に事故にあったり高熱を出したりします。(なぜなのか)

一番『こいつヤベェな・・・』ち思った子は、1ヶ月におじいちゃんが2回死んだ子です

入店が決まらないとき

スカウトは完全歩合制なので入店が決まらなくても会社の不利益になることはありません。

でも、入店が0だと謎に社長からブッ詰められます。(なぜなのか)

入店が少ない月のミーティングでは、おじいちゃんに3回くらい逝ってもらおうか悩みました

(おまけ)女の子にヘコヘコするとき

昔はそんなことなかったんですが、今はスカウトマンが女の子にヘコヘコする機会が多いように思います。(※今の話なのでオマケ扱い)

これはスカウトマンが増えて競争が激化したのかなんだか分かりませんが、『女の子は姫!紹介したけりゃ私に気に入られなさいスカウト共よ!』みたいな感じになってます。

例えばTwitterでスカウトしようとすれば、

  • DMするならアマギフよこせ
  • アマギフくれた人だけ話聞きます
  • 交通費出してくれないスカウトは使いません

みたいなことを言われます。(※アマギフ=Amazonギフト券)

べつにいいんですよ、アマギフくらい。交通費だって出しますよ。

DMするのに文字より先にお金をあげないと罵倒されて晒される世界線も狂ってると思いますが、それでも話を聞いてくれるならアマギフくらいあげるし、しっかりとお店に行って働いてくれるなら交通費だって全額だしますよ。

でも、クソうぜぇのが、アマギフあげた瞬間ブロックする方や、交通費を払ったらそのまま垢消してLINEもブロックするお姫様です。

金持ち逃げしてトンズラこいてるくせにTwitterに担当ホストがあーだこーだなんてツイートしてる女の子もいるからね。おもしれぇ奴だ・・・

少し前に”僕は今でも少しだけスカウトさんの女の子募集のお手伝いをしてるので・・・”って書いたと思うんですが、つい最近も『出稼ぎ行きたいけどお店までの交通費すらない』っていうから35000円貸したら飛ばれました。

損したのは僕に仕事をくれてるスカウトさんなのでまだ良いですが(よくないw)やっぱり見てていい気持ちはしません。

で、LINEで『早く返してくれないと・・・』って少し強く言うと、恐喝されました。ってTwitterで晒されます。(なぜなのか)

それでもスカウトマンは女の子が働いてくれた紹介料で生きていけるのは事実。感謝を忘れずに日々女の子へ頭を下げてお仕事相談を貰わなくではなならないのである。

(完)

これからスカウトマンになりたい方へ

YA.ME.TO.KE☆

以上、夜上がりの人でした。ばいちゃ

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